【官能短編小説】瀬井隆 初期傑作集 エロティックホラー編2:人食イトンネル・気ニナル視線

●どこの町の郊外にもある「幽霊トンネル」の噂。面白半分で夜中にそこを訪れるときは気をつけて。ときどき噂が本当になるから……。(人食イトンネル(上))
●　「人食イトンネル」の閉鎖空間に閉じ込められたエリカ。パニックに陥る彼女の前に、別の空間がぽっかりと口を開ける。おそるおそる新たな闇に足を踏み出した彼女の耳に、ひた、ひた、という足音が聞こえてきた。間違いない。この暗闇にはもう一人、誰かがいる……。(人食イトンネル(下))
●　福祉系の短大に通う理沙には、麻痺で全身を動かすことのできない兄がいた。ある日彼女は、ふと誰かに見られているような感覚に襲われる。決まって自分がトイレや風呂に入っているときに、その視線は現れるのだった……。サイコ・ホラーと家族愛のドラマの融合。(気ニナル視線)

日常に潜む怖くてエロい短編三本をお楽しみください。
文字数:約23,000字(長編小説の約1/4の文量)
表紙イラストに「佐野俊英が、あなたの専用原画マンになります」を使用しています。
(S/N:GJ0312668)