或女中の手記 Mmoires d’une Femme de Chambre

「……私は「おやめ下さい、おやめ下さい」と懇願したのですが、ご主人様は耳を貸さずにそのお指を根元まで入れて
しまいました。男と女のすることについて、いくらか知ってはおりましたが、具体的な経験はありませんでしたから、
殿方の太い指があの穴の中に入るということに大変驚いてしまいました。私は股間に引き攣れるような痛みと、激しい
痺れが股間から頭の芯に向かって走り抜けましたのでもはや立っていられなくなり、思わず大きな声をあげてご主人様の
膝の上に両手をついてしまいました。ご主人様は何も言わずにご自分の指を、私の中で上下させ始めました。上下される
度に私の下半身から頭頂に快感がさざ波のように沸き起こってくるのでした。
　私はどうしてしまったのでしょうか。私は、自分の喉から耐えず動物のうめくような声が漏れ出してしまうのを押さえる
ことができませんでした。
　ご主人様は私が眉をしかめて、初めての体験にもがいている様子を、目を細めてごらんになっておりました。そして
なおも熱心に指を上下させました。私の穴からは粘液がだぶだぶと流れ出してきて、下着がびっしょりと濡れ、腿にまで
流れ伝って来ました。……」

御屋敷の住み込みの女中となった少女の見聞記。

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